キーウエスト 本土最南端にある島時間と「その先」

今回の旅のハイライトの1つ、マイアミからキーウェストまでの海の上を走るドライブ。

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マイアミの南には小さな島が連なっていて、その一番先がキーウェストって島。

「キー」とは「島」って意味らしい。

その小さな島々を繋ぐ道があり、島と島の間を最長7マイル(約11.2km)の橋で繋いでいるドライブロード。

 

で、実際走ってみると、海の色がかなりきれい。

一度くらい車を運転して行ってみるのはおすすめ。

ただマイアミから260kmもあって4時間はかかる。

今回一日で往復しちゃったけど、できれば途中かキーウェスト1泊、もしくは帰りはキーウェストから飛行機で帰るのがいいと思う。

 

キーウェストの町は、カラフルな家が立ち並んでいて、カリブや中米のコロニアルな雰囲気。

気候はもう熱帯なんで、まんま南の島って感じ。

泊まってないけど、夜もにぎやからしい。

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で、今回特に気に行ったのは、キーウェストに向かう途中の島々。

ゆったりまったりな時間が流れていて、自分が好きなアジアの南の島の雰囲気。

車で通り過ぎるだけでも、泊まってゆっくりしたいと思うくらい、寄れなくて一番残念だった場所。

機会があればぜひいつか行ってみたいと思う。

 

キーウエストには人気の写真スポットがある。

それはアメリカ本土最南端のモニュメント。

そしてその南、150kmも離れていないところに、今も敵対関係が続いているキューバがある。

こんな辺鄙なところにこれだけの道路とインフラを整備している理由は、軍事上の要所だからなんだってことに気付く。

キーウェストにはでっかい軍施設があるし、途中の島でも大きなアンテナ施設が目につく。

 

アメリカを回っていて思うんだけど、この国は軍の存在をアピールするところがある。

飛行機なんかは軍人料金があるし、退役軍人“ベテラン”であることを誇りにする文化もある。

そして要所要所にある軍施設。

シアトルの沖合にあるウィドニーアイランドって島もそうで、すごく自然環境が豊かでのどかな観光の島なんだけど、太平洋岸の防衛の要らしく、島住民の多くは軍関係に勤めているらしい。

昔の砦が解放されている公園でも、岸壁の穏やかな芝生のはらっぱに、あえて大砲が残されいる。

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日本で生活しているとここまで強調されないけど、アメリカって国は日常生活でも軍その存在を意識させられる。

今回の旅ではそんな敵国キューバにも行くことにしたわけだけど、それはまた別の機会に。